令和2年12月第145回定例会 第145回うるま市議会(定例会)会議録 (5日目) 令和2年12月11日(金) (10時05分 開議)出席議員(30名) 1番 仲 本 辰 雄 議員 16番 国 吉 亮 議員 2番 真栄城 隆 議員 17番 仲 程 孝 議員 3番 藏 根 武 議員 18番 又 吉 法 尚 議員 4番 伊 盛 サチ子 議員 19番 下 門 勝 議員 5番 金 城 加奈栄 議員 20番 喜屋武 力 議員 6番 荻 堂 盛 仁 議員 21番 大 屋 政 善 議員 7番 兼 本 光 治 議員 22番 幸 地 政 和 議員 8番 佐久田 悟 議員 23番 中 村 正 人 議員 9番 平 良 榮 順 議員 24番 大 城 直 議員 10番 伊 波 良 明 議員 25番 松 田 久 男 議員 11番 天 願 久 史 議員 26番 德 田 政 信 議員 12番 國 場 正 剛 議員 27番 名嘉眞 宜 德 議員 13番 幸 喜 勇 議員 28番 宮 城 一 寿 議員 14番 比 嘉 直 人 議員 29番 東 浜 光 雄 議員 15番 伊 波 洋 議員 30番 宮 里 朝 盛 議員欠席議員(なし)説明のための出席者
市長職務代理者 上 間 秀 二 経済部長 佐久川 篤 副市長 教育長 嘉手苅 弘 美 都市建設部長 目取真 康 史 企画部長 金 城 和 明
都市建設部参事 浜 田 宗 賢 総務部長 宮 城 為 治 教育部長 赤 嶺 勝 市民部長 平 良 一 雄 指導部長 盛小根 完事務局出席者 議会事務局長 長 嶺 斉 副主幹兼 兼 城 智 治 議事係長 議事課長 新 垣 哲 調査広報係主事 長 嶺 由 樹 副主幹兼 金 城 彰 悟 議事係主任主事 伊 波 信 也
調査広報係長議事日程第5号 第1.
会議録署名議員の指名 第2.議案第89号 令和2年度うるま
市一般会計補正予算(第8号) 第3.議案第100号 うるま市職員の特殊勤務手当に関する条例の一部を改正する条例 第4.議案第90号 令和2年度うるま
市下水道事業会計補正予算(第2号) 第5.議案第127号 うるま
市校内情報通信ネットワーク環境整備事業業務委託契約について 第6.議案第128号 令和2年度うるま
市一般会計補正予算(第9号) 第7.議案第129号 令和2年度うるま
市一般会計補正予算(第10号) 第8.一般質問会議に付した事件 議事日程に同じ
○議長(幸地政和) おはようございます。 これより本日の会議を開きます。 この際、諸般の報告を行います。 令和2年12月11日付、
市長職務代理者から追加議案の送付がありました。 なお、この追加議案の取扱いについては、昨日、
議会運営委員会を開き、協議しておりますので協議結果について
議会運営委員長の報告を求めます。
大屋政善議会運営委員長。
◎
議会運営委員長(大屋政善) おはようございます。
議会運営委員会の協議結果について御報告します。 昨日、議会終了後に
議会運営委員会を開き、追加議案の日程取扱い等について協議をいたしました。追加議案の取扱いにつきましては、本日、先議の処理の後、提案説明を行い、質疑通告期限は本日午後1時30分とし、質疑は14日月曜日の一般質問の前に行う。委員会付託は省略することとし、質疑は委員会の所属に関係なく本会議で質疑できることとする。なお、当該給付金は年内支給のため、先議の申出がありますので、14日の質疑終了後に
議会運営委員会を開き、各議員の議事対応等を確認後、本会議を再開し討論・採決まで行うこと。ただし、質疑通告がない場合は、本日一般質問終了後に当該議案の討論・採決まで行うことで合意を得ております。以上、報告します。
○議長(幸地政和) ただいま
議会運営委員長の報告が終わりました。 本日の議事日程は、お手元に配付してあります議事日程第5号のとおりです。
△日程第1.
会議録署名議員の指名を行います。 本日の
会議録署名議員は、会議規則第88条の規定により、松田久男議員、名嘉眞宜德議員を指名します。
△日程第2.議案第89号 令和2年度うるま
市一般会計補正予算(第8号)、日程第3.議案第100号 うるま市職員の特殊勤務手当に関する条例の一部を改正する条例の2件を一括して議題とします。
企画総務委員長へ委員会審査の報告を求めます。
中村正人企画総務委員長。
◎
企画総務委員長(中村正人) おはようございます。┌─────────────────────────────────────────────
┐│ 令和2年12月11日││うるま市議会議長 幸 地 政 和 様
││ ││ 企画総務委員会 ││ 委員長 中村正人││ ││ 委員会審査報告書 ││ ││ 本委員会に付託の事件は、審査の結果、下記のとおり決定したので、うるま
市議会会議規則第110 ││条の規定により報告します。
││ ││ 記 ││ ││ ┌──────┬────────────────────────────┬────
┐ ││ │ 事件の番号
│ 件名 │審査結果
│ ││ ├──────┼────────────────────────────┼────
┤ ││ │議案第89号 │令和2年度うるま
市一般会計補正予算(第8号)
│原案可決│ ││ ├──────┼────────────────────────────┼────
┤ ││ │議案第100号 │うるま市職員の特殊勤務手当に関する条例の一部を改正する
条│原案可決│ ││ │ │例 │ │ ││ └──────┴────────────────────────────┴────
┘ ││ │└─────────────────────────────────────────────┘ 続きまして、審査の経過と結果を御報告申し上げます。 議案第89号 令和2年度うるま
市一般会計補正予算(第8号)の企画部関連について、委員から「うるま
市AIチャットボット運用事業の実証実験の成果について」質疑があり、当局から「実証実験は、今年4月から9月までの間、住民票、印鑑証明、戸籍など市民課関連について実施した。1,322件の利用があり、92%が「便利だと感じた」、97%が「今後も継続して利用したい」との回答があった」との答弁があり、さらに委員から「本格運用は、いつを予定しているか」との質疑があり、当局から「今年度中を予定している。3月・4月の繁忙期に間に合うようにしたい」との答弁がありました。 次に、総務部関連について、委員から「土地貸付収入の一時賃貸料の説明を」との質疑があり、当局から「民間事業者等のヤード利用など、市有地の一時貸付けによる収入で、
石川社会福祉協議会跡地や沖縄市池原の市有地などに係る増額である」との答弁がありました。 慎重に審査した結果、本案は、原案のとおり可決するべきものと決しております。 なお、他の常任委員会に分割付託されました予算につきましても、原案のとおり可決したとの報告を各常任委員長から受けております。 次に、議案第100号 うるま市職員の特殊勤務手当に関する条例について、当局から「今回の改正は、
新型コロナウイルス感染症の拡大に伴い、主に救急搬送等の危険を伴う消防職員等の手当を従来の1,000円から3,000円に、状況に応じて4,000円に引き上げ、今年の4月1日から遡及して適用する内容である」との説明がありました。 委員から「4月1日まで遡及するとのことだが、具体的にこの間に対象となるのは何人いるのか」との質疑があり、当局から「消防本部から11月末までで、45件の搬送があり、延べ151人が対象となるとの報告を受けている」との答弁がありました。 慎重に審査した結果、原案のとおり可決するべきものと決しております。以上であります。
○議長(幸地政和) ただいま
企画総務委員長の報告が終わりました。 その中で、議案第89号 令和2年度うるま
市一般会計補正予算(第8号)については、それぞれ分割付託となっております。これより各常任委員長へ委員会審査の報告を求めます。初めに、
下門勝建設委員長。
◎建設委員長(下門勝) おはようございます。
建設委員会委員長報告を行います。 議案第89号 令和2年度うるま
市一般会計補正予算(第8号)のうち、建設委員会へ分割付託されました関係分について、審査の経過と結果を御報告いたします。 初めに、水道部関連について、委員より「
農業集落排水事業特別会計操出金について」質疑があり、当局から「
農業集落排水施設と下水道施設の維持管理の効率化を図るため、
農業集落排水施設の業務量相当分の人件費を算出し、下水道事業への負担金として予算計上を行った」との答弁がございました。 次に、
都市建設部関連について、委員より「平良川2区線廃止に伴う
代替機能整備事業の
設計等業務委託料の増額補正について」質疑があり、当局から「高低差のある箇所への、擁壁工事の検討に係る地質調査の増額補正となっている」との答弁がありました。 次に、委員より「
勝連城跡公園整備事業の
調査設計等業務委託料の減額補正について」質疑があり、当局から「今年度予定していた、物件調査を次年度に見直し、公有財産購入費へ予算組替えを行ったことによる減額補正となっている」との答弁がありました。 慎重に審査した結果、本委員会に分割付託された関係分につきましては、原案のとおり可決すべきものと決しております。以上であります。
○議長(幸地政和) 次に、
大城直教育福祉委員長。
◎
教育福祉委員長(大城直) おはようございます。
教育福祉委員会委員長報告を行います。 議案第89号 令和2年度うるま
市一般会計補正予算(第8号)について、
教育福祉委員会に分割付託されました関係分の審査の経過及び結果を御報告いたします。 初めに、指導部関連について、委員から「与
勝調理場整備事業の
設計業務委託料について」質疑があり、当局から「与
勝調理場本体工事は特殊な工事であるため、
工事管理委託業務が発生する。競争入札により、実施設計の受注業者以外の業者が
工事施工管理業務を受注した場合、引継ぎ料として、意図伝達業務が発生するため、予算を計上した」との答弁がありました。 次に、教育部関連について、委員から「
社会教育費補助金のうち、
二酸化炭素排出抑制対策事業費等補助金の減額について」質疑があり、当局から「うるま市民芸術劇場の冷凍機の交換に係る経費で、環境省の補助金を予定していたが、二酸化炭素の排出抑制を50%達成しなければならず、また、
太陽光発電設備や照明のLED化など、今後の負担も多額となる。そのようなことから、減額補正を行い、文化庁の
文化芸術振興費補助金に切り替えた」との答弁がありました。 また、委員から「文化庁の補助金、1,000万円で実施できるのか」との質疑があり、当局から「今年度実施するのは、3機のうち1機を交換し、残り2機は次年度以降の対応となっている」との答弁がありました。 委員から「
小学校施設修繕費、1,620万4,000円の内容について」質疑があり、当局から「主に落雷による機器の修繕となっている。内容は、勝連小学校の放送設備、
自動火災報知設備等に係る修繕費である」との答弁がありました。 また、委員から「勝連小学校には、避雷針は設置されていないのか」との質疑があり、当局から「避雷設備の設置基準は、GLから高さ20メートルを超える建築物となっているため、勝連小学校には設置されていない」との答弁がありました。 次に、こども部関連について、委員から「母子及び
父子家庭等医療費助成事業について」質疑があり、当局から「児童扶養手当を受給されている世帯を対象にしており、小学生以上は当該事業を活用し、未就学児は現物給付が利用できる
こども医療費助成制度を活用している」との答弁がありました。 次に、福祉部関連について、委員から「
老人保護措置費、高齢者等緊急一時
保護事業委託料の増額補正に係る虐待件数について」質疑があり、当局から「平成30年度は相談実件数が33件、虐待と認知した件数が20件。令和元年度は相談実件数が60件、虐待と認知した件数が32件となっている」との答弁がありました。 慎重に審査した結果、本委員会に分割付託されました関係分については、原案のとおり可決すべきものと決しております。以上であります。
○議長(幸地政和) 次に、
佐久田悟市民経済委員長。
◎
市民経済委員長(佐久田悟) おはようございます。
市民経済委員会委員長報告を行います。 議案第89号 令和2年度うるま
市一般会計補正予算(第8号)のうち、
市民経済委員会に分割付託されました関係分について、審査の経過と結果を、御報告申し上げます。 初めに、
農業委員会関連について、委員から「農地集積・
集約化対策事業タブレット使用料の減額補正の理由について」質疑があり、当局から「農地の利用状況調査などで活用するためタブレットを2台導入したが、導入にあたって機種の選定等に時間を要し、当初計画より使用料契約に遅れが生じ契約締結時における残額分を減額するものである」との答弁がありました。 次に、経済部関連について、委員から「
体育施設維持管理費、修繕費の増額補正の理由について」質疑があり、当局から「
具志川総合体育館のアリーナランプ、具志川庭球場の照明、与那城多目的広場の照明や
与那城総合公園外灯など、市内体育施設の全体的な修繕を行うための増額である」との答弁がありました。 また、委員から「人・
農地問題解決加速化支援事業、
地図作成業務委託料の予算全額を減額補正する理由について」質疑があり、当局から「これまで外部委託により地図を作成していたが、うるま市のシステムを活用し、独自で作成できるようになったため、予算全額を減額するものである」との答弁がありました。 次に、市民部関連について、委員から「
墓地埋葬取扱費用(過年度分)の内容について」質疑があり、当局から「昨年度、身寄りのない方が亡くなられ、市が火葬費用等を負担していたが、その後御遺族から申出があったため、遺骨をお渡しし、市が負担していた費用分を御遺族よりいただいたものである」との答弁がありました。 また、委員から「宮城島
コミュニティ防災センター太陽光設備売電料の内容について」質疑があり、当局から「太陽光発電により得た電力を廊下やトイレなどで使用し、余った電力925キロワットアワーを単価21円で売電したものとなっている」との答弁がありました。 慎重に審査した結果、当委員会に分割付託された補正予算につきましては、原案のとおり可決すべきものと決しております。以上であります。
○議長(幸地政和) ただいま各委員長の報告が終わりました。 これより委員長報告に対する質疑に入ります。ただいまのところ質疑の通告がありません。質疑なしと認め、質疑を終結します。 これより討論に入ります。ただいまのところ討論の申出がありません。討論なしと認め、討論を終結します。 これより議案第89号 令和2年度うるま
市一般会計補正予算(第8号)を採決します。 本案に対する委員長の報告は、原案可決です。本案は、委員長報告のとおり決定することに御異議ありませんか。 (「異議なし」と言う者あり) 異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されました。 次に、議案第100号 うるま市職員の特殊勤務手当に関する条例の一部を改正する条例を採決します。 本案に対する委員長の報告は原案可決です。本案は委員長報告のとおり、決定することに御異議ありませんか。 (「異議なし」と言う者あり) 異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されました。
△日程第4.議案第90号 令和2年度うるま
市下水道事業会計補正予算(第2号)を議題とします。 建設委員長へ委員会審査の報告を求めます。
下門勝建設委員長。
◎建設委員長(下門勝) ┌─────────────────────────────────────────────
┐│ 令和2年12月11日││うるま市議会議長 幸 地 政 和 様
││ ││ 建設委員会 ││ 委員長 下門
勝││ ││ 委員会審査報告書 ││ ││ 本委員会に付託の事件は、審査の結果、下記のとおり決定したので、うるま
市議会会議規則第110 ││条の規定により報告します。
││ ││ 記 ││ ││ ┌──────┬────────────────────────────┬────
┐ ││ │ 事件の番号
│ 件名 │審査結果
│ ││ ├──────┼────────────────────────────┼────
┤ ││ │議案第90号 │令和2年度うるま
市下水道事業会計補正予算(第2号)
│原案可決│ ││ └──────┴────────────────────────────┴────
┘ ││ │└─────────────────────────────────────────────┘ 引き続き、審査の経過と結果を御報告いたします。 議案第90号 令和2年度うるま
市下水道事業会計補正予算(第2号)について、委員より「処理場電気料金及び
ポンプ場電気料金の減額補正について」質疑があり、当局から「燃料費調整額のマイナス調整に伴う電力料金の減額補正となっている」との答弁がありました。 慎重に審査した結果、本案は、原案のとおり可決すべきものと決しております。以上であります。
○議長(幸地政和) ただいま建設委員長の報告が終わりました。 これより委員長報告に対する質疑に入ります。ただいまのところ質疑の通告がありません。質疑なしと認め、質疑を終結します。 これより討論に入ります。ただいまのところ討論の申出はありません。討論なしと認め、討論を終結します。 これより議案第90号 令和2年度うるま
市下水道事業会計補正予算(第2号)を採決します。 本案に対する委員長の報告は、原案可決です。本案は、委員長報告のとおり決定することに御異議ありませんか。 (「異議なし」と言う者あり) 異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されました。
△日程第5.議案第127号 うるま
市校内情報通信ネットワーク環境整備事業業務委託契約についてから日程第6.議案第128号 令和2年度うるま
市一般会計補正予算(第9号)の2件を一括して議題とします。
教育福祉委員長へ委員会審査の報告を求めます。
大城直教育福祉委員長。
◎
教育福祉委員長(大城直) おはようございます。┌─────────────────────────────────────────────
┐│ 令和2年12月11日││うるま市議会議長 幸 地 政 和 様
││ ││ 教育福祉委員会 ││ 委員長 大城 直
││ ││ 委員会審査報告書 ││ ││ 本委員会に付託の事件は、審査の結果、下記のとおり決定したので、うるま
市議会会議規則第110 ││条の規定により報告します。
││ ││ 記 ││ ││ ┌──────┬────────────────────────────┬────
┐ ││ │ 事件の番号
│ 件名 │審査結果
│ ││ ├──────┼────────────────────────────┼────
┤ ││ │議案第127号 │うるま
市校内情報通信ネットワーク環境整備事業業務委託契約│原案可決│ ││ │ │について │
│ ││ ├──────┼────────────────────────────┼────
┤ ││ │議案第128号 │令和2年度うるま
市一般会計補正予算(第9号)
│原案可決│ ││ └──────┴────────────────────────────┴────
┘ ││ │└─────────────────────────────────────────────┘ 続きまして、審査の経過と結果について、御報告いたします。 初めに、議案第127号 うるま
市校内情報通信ネットワーク環境整備事業業務委託契約について、委員から「ネットワーク障害が発生した場合の対応について」質疑があり、当局から「ネットワーク障害が発生した場合には、各学校から教育委員会に連絡していただくことを想定している。ただし、ネットワークの監視システムで、異常を検知した場合は、管理者が先に把握することもある」との答弁がありました。 また、委員から「NECネッツエスアイ株式会社沖縄営業所の受注状況について」質疑があり、当局から「公募型プロポーザルの審査の際、当該事業者に確認した時は、県内ではうるま市だけに提案していることを確認した」との答弁がありました。 慎重に審査した結果、本案については、原案のとおり可決すべきものと決しております。 次に、議案第128号 令和2年度うるま
市一般会計補正予算(第9号)について、初めに、こども部関連について、委員から「中部地区コロナ対策ポータルサイトは、既に開設されているのか」との質疑があり、当局から「中部地区医師会が構築する沖縄県中部地区コロナ対策ポータルサイトが稼働するのは、令和3年2月を予定している」との答弁がありました。 また、委員から「沖縄県の情報提供サイトとの違いについて」質疑があり、当局から「当該ポータルサイトは、8月に立ち上がった中部地区
新型コロナウイルス感染症対策本部の中で、中部地区医師会から提案があり、中部市町村会で費用負担を決定したものである。これは、医師会の監修による感染症情報提供アプリであり、中部地区医師会が構築しているPCR検査のインターネット問診や発熱外来などの医療機関を把握することができる」との答弁がありました。 また、委員から「高齢者が利用できる情報収集手段はないか」との質疑があり、当局から「スマートフォンの利用に抵抗のある方に対しては、沖縄県のコールセンターに直接問い合わせるか、最寄りの医療機関やかかりつけ医に直接相談する方が良い」との答弁がありました。 次に、福祉部関連について、委員から「高齢者等へのPCR等検査事業について」質疑があり、当局から「通所系サービス事業所を利用する高齢者のうち希望者を確認し、唾液検査を実施する事業である」との答弁がありました。 また、委員から「通所系サービスを受けずに、在宅介護を行っている高齢者の発熱などへの対応はどうなるか」との質疑があり、当局から「高齢者に発熱等の症状があれば、通常の行政検査を受けることになる。当該事業は通所系サービスを利用する元気な高齢者を対象としている」との答弁がありました。 慎重に審査した結果、本案については、原案のとおり可決すべきものと決しております。以上であります。
○議長(幸地政和) ただいま
教育福祉委員長の報告が終わりました。 これより委員長報告に対する質疑に入ります。ただいまのところ質疑の通告がありません。質疑なしと認め、質疑を終結します。 これより討論に入ります。ただいまのところ討論の申出はありません。討論なしと認め、討論を終結します。 これより採決に入ります。初めに、議案第127号 うるま
市校内情報通信ネットワーク環境整備事業業務委託契約についてを採決します。 本案に対する委員長の報告は、原案可決です。本案は、委員長報告のとおり決定することに御異議ありませんか。 (「異議なし」と言う者あり) 異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されました。 次に、議案第128号 令和2年度うるま
市一般会計補正予算(第9号)を採決します。 本案に対する委員長の報告は、原案可決です。本案は、委員長報告のとおり決定することに御異議ありませんか。 (「異議なし」と言う者あり) 異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されました。 休憩します。 休 憩(10時39分) ~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 再 開(10時40分)
○議長(幸地政和) 再開します。
市長職務代理者から行政報告の申出がありますので、これを許します。
市長職務代理者。
◎
市長職務代理者副市長(上間秀二) おはようございます。ホワイト・ビーチ地区及び津堅島訓練場における米軍による海上船舶臨検訓練について行政報告を行います。 一昨日、12月9日水曜日夕刻に沖縄防衛局より先般の演習通報のほか、米軍による海上船舶臨検訓練についての追加の通知がございました。お配りした資料のとおりでございます。新たな対応の訓練ということで内容確認や事務調整のため、議会事務局への伝達は昨日の議会終了後になりましたことをまずおわび申し上げたいと思います。本通知を受けまして、当局としましては、実施前に訓練の中止を申し入れる必要があると判断し、昨日、沖縄防衛局と調整をさせていただき、本日朝に田中利則沖縄防衛局長宛ての文書と、村井企画部長と面談し、予定されている海上船舶臨検訓練を実施しないことを米軍に申し入れるよう強く要請をいたしました。沖縄防衛局としては、同地域が日米地位協定で指定された地域であり、協定違反ではないとのことで訓練実施に当たっては安全を確保するよう申し入れているとのことでございました。こちらからは、違反ではないということですが、訓練地域として適当でないと地元ではこれまでも訴えてきている。ぜひ中止を申し入れてほしいと要請をいたしました。うるま市からの要請については、沖縄防衛局から米軍へ申し入れるとの返事がございました。次週以降の訓練予定期間において、米軍の動向に注視しながら関係機関への注意喚起を図ってまいりたいと考えております。以上、行政報告を終わります。
○議長(幸地政和) 日程第7.議案第129号 令和2年度うるま
市一般会計補正予算(第10号)を議題とします。
△提案者の説明を求めます。企画部長。
◎企画部長(金城和明) おはようございます。議案第129号について御説明いたします。 1ページをお願いいたします。議案第129号 令和2年度うるま
市一般会計補正予算(第10号)。 令和2年度うるま市の一般会計補正予算(第10号)は、次に定めるところによる。 (歳入歳出予算の補正)第1条第1項 歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ1億3,783万3,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ808億4,862万4,000円とする。第2項 歳入歳出予算の補正の款項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入歳出予算の金額は、「第1表 歳入歳出予算補正」による。 令和2年12月11日提出、うるま
市長職務代理者うるま市副市長 上間秀二。 2ページをお願いいたします。第1表 歳入歳出予算補正、1歳入。16款国庫支出金1億3,783万3,000円の補正増は、母子家庭等対策総合支援事業費国庫補助金によるものであります。 3ページをお願いいたします。2歳出。3款民生費1億3,783万3,000円の補正増は、ひとり親世帯臨時特別給付金給付事業の増額によるものであります。本給付金の支給につきましては、ひとり親世帯臨時特別給付金のうち、基本給付の再支給であり、本年12月8日の閣議決定を踏まえ、補正予算を提案するものでございます。支給対象者は、本年12月11日時点で既にひとり親世帯臨時特別給付金の支給を受けている方または申請している方、支給額は1世帯当たり5万円。第2子以降1人につき3万円となっております。約2,400世帯を見込んでおり、年末までの支給を予定しております。また、対象世帯で年度末までの支給に間に合わなかった世帯について、随時申請を行うことで支給が受けられることとなっております。 なお、5ページ以降に予算説明書として、事項別明細書等を添付してございますので、御参照の上、御審議のほどよろしくお願いいたします。
○議長(幸地政和) 休憩します。 休 憩(10時47分) ~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 再 開(10時47分)
○議長(幸地政和) 再開します。 暫時休憩します。 休 憩(10時48分) ~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 再 開(11時02分)
○議長(幸地政和) 再開します。
△日程第8.これより一般質問を行います。 発言時間は、当局答弁を含まず30分以内です。通告がありますので、順次発言を許します。国吉亮議員。
◆16番(国吉亮議員) 皆さん、おはようございます。議長の許可を得ましたので、これより一般質問を始めます。一般質問に入る前に一言申し上げます。今回、プロ野球東北楽天ゴールデンイーグルスが来季の春季キャンプを久米島で行わないと発表しました。島の医療体制を鑑みて万が一、外から多くの人が入ってきたときに新型コロナウイルスが持ち込まれた場合、医療崩壊につながる可能性があるという理由で今回断念されたということです。一方ではうるま市にとってビックニュースが舞い込んでまいりました。そうです。来年2月、うるま市具志川野球場におきまして、東北楽天ゴールデンイーグルス2軍が来ます。今回、こういったコロナの背景ももちろんあって、うるま市に誘致ということもあったんでしょうが、一方では裏の背景として経済部が企業誘致ということでしっかり力を発揮してくれたということに関しまして感謝を申し上げます。ありがとうございます。そして今回、このキャンプに伴って461万5,000円の設備投資等々、こういったのもしっかりと充実させていくことだと思います。そして、今期だけではなくぜひ来期、再来期、継続的にできるようぜひとも経済部だけではなく、教育関係、そして企画部、全庁的な取組として、今後、位置付けていくような内容になっていければなと思っております。それでは今回、大きな項目を5点通告しています。順次内容に沿って行っていきます。 1番目、サスティナブルな社会を目指してということです。これは大まかに言いますと、温暖化削減対策について、今回質問していきます。パリ協定に基づき、政府は2030年度の温室効果ガス排出量を2013年度比で26%削減することを目標と掲げています。温室効果ガス排出削減目標実現に向けて政府は、各施策での補助金メニューを提示し、達成を進めています。また、それに伴い企業では、温室効果ガス削減に向けた取組や新商品開発も進んでおります。そして、12月9日新聞報道でもありました、沖縄県大手電力会社であります沖縄電力株式会社は、CO2を何と2050年までに実質ゼロとするロードマップを発表しました。具体的な方針としましては、水素やアンモニアを検討、LNGつまり液化天然ガスの消費拡大を進め、CO2フリー燃料、他の取組とオフセット技術を導入し、検討するということもありました。では、うるま市では今後、どういうふうな施策を展開していくのか。私も提案しながら、あるいはこれまでうるま市がどういう取組をしてきたのか。そして2050年までに排出ゼロに向けて、私も一緒に頑張っていきたいと思うことから、今回この一般質問を取り上げています。それではお聞きします。菅首相は、日本の温室効果ガス排出を「2050年に実質ゼロ」を宣言しました。国や沖縄県の施策に照らし合わせたうるま市の施策や姿勢、今後の展望を伺います。
○議長(幸地政和) 市民部長。
◎市民部長(平良一雄) お答えいたします。 うるま市では、地球温暖化対策の推進に関する法律第21条の規定に基づき、第3次うるま市地球温暖化対策実行計画(事務事業編)を策定しております。地球温暖化対策に資するESCO事業の導入をはじめ、次の事項に取り組んでおります。①省エネルギー対策、②省資源・再利用、③環境負荷の低減となっております。
○議長(幸地政和) 国吉亮議員。
◆16番(国吉亮議員) はい、分かりました。 今部長の答弁から大事なキーワードが3つ出てきました。①省エネルギー対策、②省資源・再利用、③環境負荷の低減ということです。これはもっと大きく言いますと、自然の力、例えば木でありましたら木がCO2を吸収していくということもあります。そして、今回、この①、②、③の項目で各市町村、そして、国、県がどういった取組、また企業がどういったことをやっているかというと、①の省エネルギー対策でいいますと、例えばLEDを導入している。そして、②の再利用ということでありましたら、私が以前、一般質問いたしましたバイオマス発電等々があります。そして、③の自然の力、吸収というところでの取組といたしましては、先ほど大手電力会社の話もしました。脱炭素化、あるいは政府のほうでは岩石エネルギーで電力を発電する仕組みの計画がある。そのほか、一般的なものとしては風力発電等々があります。そして、最近では地中熱。地表からおよそ地下200メートルの深さまで地中の熱を使い、地中温度は季節に変わらずほぼ安定しているとのこと。その地域の平均温度からそれよりも少し高い程度であることが多くなっていることが地中熱が上げられます。この安定した熱エネルギーを地中から取り出して冷房や給湯に利用するという計画も始まっています。 それではお伺いします。この①、②、③ですね、この省エネルギー対策、再利用、そして環境負荷の低減ということでうるま市がどのような取組をしているのかお伺いいたします。
○議長(幸地政和) 市民部長。
◎市民部長(平良一雄) お答えいたします。 取組の主な内容としましては、①省エネルギー対策として、空調設定温度の緩和、LED照明の導入、太陽光パネル設置等となっております。②省資源・再利用の取組としましては、リサイクルの推進等となっております。③環境負荷の低減としましては、草木類の堆肥化等となっております。
○議長(幸地政和) 国吉亮議員。
◆16番(国吉亮議員) 現在、うるま市でもCO2削減に向けて取組を実施しているということです。今の取組ももちろん続けながら新しい施策、新しい取組もやりながらさらにCO2削減に向かっていってほしいと思います。 続きまして、2番の質問に行きます。温室効果ガス対策として3つの課題があります。3つの課題と現在うるま市での課題等々がありましたら教えてください。お願いします。
○議長(幸地政和) 市民部長。
◎市民部長(平良一雄) お答えいたします。 課題としましては、①省エネルギー対策、②省資源・再利用、③環境負荷の低減としております。また、うるま市の事務事業に伴い発生する温室効果ガスは、二酸化炭素が全体の98.97%と大部分を占めており、発生源別に見ると電気の使用量が91.33%と最大であり、電気使用量の削減が大きな課題となっております。
○議長(幸地政和) 国吉亮議員。
◆16番(国吉亮議員) はい、分かりました。 それでは今答弁の中で電気使用量の削減が大きな課題となっていますという答弁がありましたので、再質問させていただきます。電気使用量の削減が大きな課題とありますが、この課題解決に向けた今後の取組を伺います。
○議長(幸地政和) 市民部長。
◎市民部長(平良一雄) お答えいたします。 電気使用量等の削減対策として、令和元年度に環境省のCO2削減ポテンシャル診断事業を環境課がコーディネートし、管財課、健康支援課、水道総務課の3課から申請を行い、それぞれの所管するうるま市本庁舎東棟・西棟、うるみん、水道庁舎の3施設を診断いたしました。診断の結果、提案された対策としましては、初期投資費用を必要としない空調運転等の運用改善や、省エネ設備の導入を順次実施していくこととなっております。
○議長(幸地政和) 国吉亮議員。
◆16番(国吉亮議員) はい、分かりました。 この課題解決に向けて現在取り組んでいるということも確認できました。 それでは3番目の質問に行きたいと思います。市町村が定めている温暖化対策実行計画があります。その中には地域施策編と区域施策編、2つがあります。お伺いします。市町村が定めている温暖化対策実行計画(区域施策編)について、うるま市の現状を伺います。
○議長(幸地政和) 市民部長。
◎市民部長(平良一雄) お答えいたします。 県内では沖縄県及び5市1町が策定済みとなっており、うるま市においては未策定となっております。
○議長(幸地政和) 国吉亮議員。
◆16番(国吉亮議員) はい、分かりました。 うるま市は現在、取り組んでいないということでした。では再質問していきます。今後、温室効果ガス排出ゼロに向けて、うるま市役所だけではなく市民の皆さんを巻き込んだこの排出ゼロに向けた動きが必要になってくると考えます。区域施策編の策定が必要だと考えますが、当局の見解を伺います。
○議長(幸地政和) 市民部長。
◎市民部長(平良一雄) お答えいたします。 今後、第4次うるま市地球温暖化対策実行計画を策定予定であり、事務事業編の中で経験や知識を蓄積することにより、次につなげていきたいと考えております。区域施策編を策定の際には事業者や市民等と連携し、うるま市全体の温室効果ガス排出の削減及び環境負荷の低減に努めていきたいと考えております。
○議長(幸地政和) 国吉亮議員。
◆16番(国吉亮議員) はい、部長、前向きな答弁ありがとうございます。 それでは質問4に移っていきます。温室効果ガス削減対策の課題は数多くありますが、温室効果ガス排出ゼロに向けて、ZEBも大きな役割を果たすと考えています。ZEBの概要を伺います。
○議長(幸地政和) 市民部長。
◎市民部長(平良一雄) お答えいたします。 ZEBとはネット・ゼロ・エネルギー・ビルの略称であります。年間の一次エネルギー使用量を正味ゼロにすることを目指した建物のことであり、そのランクにより4段階に区分されており、上位から申し上げますとランク1 ZEB、ランク2 Nearly ZEB、ランク3 ZEB Ready、ランク4 ZEB Orientedとなっております。
○議長(幸地政和) 国吉亮議員。
◆16番(国吉亮議員) 部長、すみません。再質問させていただきます。 ZEBの概要説明なんですが、もう少し細かく聞きたいと思います。4段階に区分されたZEBのランクの建物の特徴等々を再度、詳しく教えていただければと思います。よろしくお願いします。
○議長(幸地政和) 市民部長。
◎市民部長(平良一雄) お答えいたします。 建物の特徴につきましては、ランク1 ZEB、ZEBについては、省エネプラス創エネで0%以下まで削減。ランク2 Nearly ZEBにつきましては、省エネプラス創エネで25%以下まで削減。ランク3 ZEB Readyにつきましては、省エネで50%以下まで削減。ランク4 ZEB Orientedにつきましては、延べ面積が1万平米以上の建物について、省エネで用途別に規定する削減量を達成等となっております。
○議長(幸地政和) 国吉亮議員。
◆16番(国吉亮議員) はい、ありがとうございます。 経済産業省のZEBの定義は、先進的な建策設設計によるエネルギー負担の抑制や自然エネルギーの積極的な活用、効率的な設備システムの導入によりエネルギー自立度を極力高め、年間の一次エネルギー消費量の収支をゼロとすることを目標とした建物といいます。つまりCO2や電気料金の削減が見込まれ、省エネルギーの建物だということが言えます。そして、これは国の補助もあって最大3分の2までの補助も受けられるということもあります。それではお伺いします。県内でZEBを導入している施設を伺います。また、電気料金削減効果や温室効果削減率及び年間CO2削減量も伺います。
○議長(幸地政和) 市民部長。
◎市民部長(平良一雄) お答えいたします。 令和2年9月25日時点で県内でのZEB導入は19施設となっております。新聞報道によりますと電気料金の年間削減額と年間CO2削減量が大きかったホテルアンテルーム那覇はZEBランクが上から3番目のZEB Readyで電気料金の年間削減額が1,206万1,000円で年間のCO2削減量は395.11トンCO2。エネルギー削減率は54%となっております。公共施設として唯一、久米島町にある久米島博物館でZEBランクは上から2番目のNearly ZEBで、電気料金の年間削減額は439万7,000円、年間CO2削減量は157.3トンCO2で、エネルギー削減率は82%となっております。
○議長(幸地政和) 国吉亮議員。
◆16番(国吉亮議員) ZEBの施設は電気料金も削減され、なおかつCO2も削減され、環境にも優しい。そして、これから国が2050年までに実質ゼロを目指して進んでいくに当たって、それに沿った建物ということが分かりました。そして、この「ZEB」というキーワードは、行政でも大きな役割を果たすと考えています。例えば、うるま市の施設であれば公共施設です。これからこういった補助を使いながらうるま市の公共施設でも今後導入できないか。あるいは教育施設でもこういったのを導入できないかということがありますので、今回のこの「ZEB」というキーワードですね、ぜひ全庁的なところと捉えて企画部の皆さんをはじめ、今後、ぜひ研究してほしいと思います。この質問の最後にこのうるま市でも実はフレッシュプラザユニオン赤道店がこのZEBに対応する建物となっております。今回、サスティナブルな社会を目指してということで、一般質問やりました。気候変動対策など17項目の定義を2030年までに目指す国連のSDGsへの関連性も持ちながら今後、省エネ施設の建物は注目を増してくると思います。ぜひともうるま市でも全庁的な考え、各部と協力しながらこれについて議論を深めていってほしいと思います。この件はこれで閉じます。 次に、大きな項目2番目に行きます。大きな項目2番目、エナジックスタジアム石川(石川野球場)外でのブルペンについてです。これは地域からの強い要望であります。ブルペンを早急に整備してくださいということです。そして、情報によりますと今年度中にブルペンの復旧に向けて整備を行うという情報もありましたが、現在の進捗状況を伺います。
○議長(幸地政和) 経済部長。
◎経済部長(佐久川篤) お答えいたします。 石川野球場に隣接するブルペンにつきましては、韓国プロ野球LGツインズ球団が毎年春に実施するキャンプへの対応を目的に設置し、通常においても一般の市民の利用者の皆様に活用をいただいておりました。御承知のように平成30年の台風第24号・第25号により損壊したことから安全性を鑑み、昨年度末に解体を行ったところでございます。今年度ブルペンの復旧に向け、工事を予定しておりましたが、キャンプ使用に対応する設計と予算が折り合わないことから設計仕様の変更も含め、再検討し、来年度中の利用再開を目指してまいりたいと考えております。
○議長(幸地政和) 国吉亮議員。
◆16番(国吉亮議員) はい、分かりました。 一度は前に進んで整備を進めたんですが、ちょっと予算が折り合わないということで、一旦ストップしている。しかし、来年度中には整備が始まるということで、前向きな答弁ありがとうございました。今回、このブルペンの整備、一つだけちょっと気になる点がありまして、例えば仮に1,000万円の予算を投じてブルペンを整備した場合に、うるま市産業基盤整備推進事業の区域に対象に入っているので、例えばブルペンを新設して1年後、2年後にうるま市産業基盤整備が始まって、また立て壊されるということも考えられますので、そういった観点から移動式のブルペンなのか、あるいは組立て式にするのかというところの検討も踏まえて、またこのブルペンが再利用できるようにということを要望いたしまして、この質問は終わります。 次の大きな項目3番に移ります。学習支援受入れの拡充についてです。現在、与那城地区公民館の2階に開設しています適応指導教室についてです。そこでは不登校児童や支援が必要な児童・生徒を受け入れています。教育の現状を踏まえ、21世紀をたくましく生きる子供の育成を図るため教育に関する専門的、そして技術的事項の調査・研究及び教育関係職員の研修もそこで行っているとのことです。また、教育上の悩みを持つ幼児、児童・生徒、保護者に対して教育相談や学習支援を行い、現状の改善に取り組んでいる施設とお伺いしました。そして、今日、これ2つ要望・提案したいと思います。まず1つ目が、この支援センターでの受入れです。受入れの幅を増やしてほしいという要望です。もう1点が不登校児童生徒の適応指導教室設置運営要綱の見直しといいますか、少しの改正を求めます。どういうことかと言いますと、第1条、第2条を読ませていただきます。「第1条 この要綱は、うるま市立小・中学校に在籍し、心理的要因により登校困難な状態にある児童・生徒に対して、集団生活への適応を促し、在籍校への復帰または将来的な社会的自立を支援するため、適応指導教室を設置し、運営することに関し必要な事項を定める」。書いていることはそのままのとおりですばらしい内容なんですが、検討してほしい理由として、「うるま市立小・中学校に在籍」というところがポイントで、「うるま市内に在住」と拡充、拡大してくれればまたいろいろな方の声も拾えてくると思います。そして、「第2条 心理的要因等によって登校できないうるま市内の小・中学校在籍の児童生徒で、適応指導教室における指導が望ましいと判定委員会で判定された者」です。これも内容はもうそのままではあるんですが、今言った「小・中学校在籍」という言葉の検討、そして見直しを求めます。 それではお伺いいたします。現在、教育支援センターでは市立に通う児童・生徒が受入れ可能となっています。県立の児童・生徒も受け入れるべきだと考えますが、当局のお考えを伺います。
○議長(幸地政和) 指導部長。
◎指導部長(盛小根完) お答えいたします。 教育支援センターの相談業務においては、県立学校や私立を含め、市内の幼児、児童・生徒、保護者及び教師を対象に教育相談を行っております。また、適応指導教室については、与那城地区公民館の2階に開設しており、心理的要因等による不登校児童・生徒を対象としております。支援内容は、小集団活動支援等を通して、社会的な自立を促すことを目的としており、学習支援はこれら支援の一環として行っております。現在、この適応指導教室は、不登校児童・生徒の適応指導教室設置運営要綱において、対象をうるま市立小・中学校に在籍としていることから現時点ではうるま市立小・中学校に在籍している児童・生徒以外は受入れを行っておりません。議員から御指摘の件につきましては、現在の要綱では在籍する学校によって、利用対象を判断することになり、児童・生徒、個々のニーズに応じた継続した支援が困難になるという弊害がございました。教育支援センターとしましては、一貫した支援を目指し、年内をめどに要綱の改正を行い、うるま市に居住する児童・生徒の受入れができるよう速やかに対応していきたいと考えております。なお、児童・生徒の受入れにつきましては、対象となる児童・生徒が在籍している原籍校の理解、そして対応も重要となってきますので、この点において、出席の扱いなど対象となる児童・生徒の不利益とならないよう慎重に対応してまいります。
○議長(幸地政和) 国吉亮議員。
◆16番(国吉亮議員) 指導部長、前向きな答弁ありがとうございました。 なおかつ年内を目安に要綱改正を行い、またすぐこの受入れ体制をできるような仕組みをつくっていくということで本当にもうこの支援が必要な児童・生徒にはもう本当にありがたいことだと思います。本当にありがとうございます。一方で、この答弁にもありました受入れを逆に拡充したことによって、例えば支援教室をメインとして、そこに通ってしまって、元の学校に行けなくなって、そこの在籍日数が足りない、あるいはこの学校を辞めざるを得ない。転校しなければいけないという課題も今あるということでしたので、受入れはするんだけれども、もちろん引き離しもするというこのバランス感覚です。多分、支援員の皆さん、気を使って日々取り組んでいるところだと思いますが、その辺も検討して対応していってほしいと思います。そして、ちょっと私も調べてみたんですけれども、実はこの相談件数、平成29年合計331件ありました。そして平成30年には378件、そして平成31年には290件と若干少なくなってきているというところもありますので、これはやはり皆さんの日々の努力。そして支援員の方々の努力があった成果も現れていると思います。今後も引き続き、この支援の対策、対応をよろしくお願いいたします。この件についてはこれで閉じます。 続きまして、大きな項目4番目、各種申請手続の拡充・拡大についてです。埼玉県和光市では持ち運べる市役所として、LINE公式アカウントを取得しています。各種申請手続ができ、パブリックコメントもできます。もちろんうるま市でも公式LINEアカウントを開設しています。現在の登録者数と主な内容を伺います。
○議長(幸地政和) 企画部長。
◎企画部長(金城和明) お答えいたします。 本市のLINEの公式アカウントは、平成28年5月に取得しております。現在の登録者数は約1万8,000人で、県内市町村では2番目に多い登録者数となっております。各課からのお知らせや広報うるま、
新型コロナウイルス感染症の状況などの情報発信が主な内容となっております。
○議長(幸地政和) 国吉亮議員。
◆16番(国吉亮議員) 私もこの数字を見てびっくりしたんですが、1万8,000人はいないだろうと思っていたんですけれども、結構な数の皆さんが登録しているということで、しかも年々増加傾向にあるということです。そして、市民の皆様からやはりLINEでお知らせすることによりいろいろな情報、あるいは申請、あるいはコロナの感染状況が分かるということで大変感謝の声が届いております。 それでは再質問させていただきます。うるま市での各課担当でのアカウント取得ができるか、できないかについてお伺いいたします。
○議長(幸地政和) 企画部長。
◎企画部長(金城和明) お答えします。 本市でのLINEアカウントは、地方公共団体無償プランを活用していることから、基本的に今後もこれを公式アカウントとして運用していく方針でございます。各課において新たにアカウントを取得することにつきましては、毎月の使用料がかかることや登録者数はゼロからスタートになること、また多くのアカウントが存在すると管理運営に支障が出ることが想定されます。利用者にとっても複数のアカウントを登録する必要があることなどから現在のところ、公式アカウントを増やすことは予定しておりません。議員から御提案のLINEの機能拡張についても人的対応や費用負担の課題もあることから、各所管部署の動向や体制等を勘案しながら将来的に検討されるものと考えております。
○議長(幸地政和) 国吉亮議員。
◆16番(国吉亮議員) はい、分かりました。 新規のアカウントは難しいという答弁でございました。そしてまた開設してもゼロになるということ、あるいはこの複雑化になっていくということです。少し難しいということでした。はい、分かりました。 それではまた再質問させていただきます。埼玉県和光市では、LINE公式アカウントで主な機能といたしまして、
中小企業・小規模事業者支援金の申請ができます。また、上下水道の免除申請や第5次和光市総合振興計画基本施策に対するパブリックコメント等々ができ、幅広い機能を持っています。本市の目指す方向性について、そしてうるま市も今後、このように取り組んでいくのかお伺いいたします。
○議長(幸地政和) 企画部長。
◎企画部長(金城和明) お答えいたします。 今後は少子高齢化社会においても、持続可能な形で行政サービスを提供し続け、住民福祉の水準を維持するために日々、進化し続けるIT技術を駆使してLINEのみならず各種SNS、AI(人工知能)等により効果的・効率的に行政サービスを提供することを目指してまいります。AIチャットボットの導入など、市民の皆様が必要としている情報を必要なときに受け取れるよう行政からの一方向の発信だけではなく、双方向の情報提供の在り方を検討し、業務の効率化、職員の負担軽減を図りつつ、市民サービスの向上に努めてまいりたいと考えております。
○議長(幸地政和) 国吉亮議員。
◆16番(国吉亮議員) はい、分かりました。 前向きな答弁ありがとうございました。そして、「AIチャットボット」というキーワードが出てきました。これはものすごくすばらしい機能だと思っております。さらに私が先ほど言ったみたいに新たな機能をどんどん拡充していく。新たにバージョンアップしていくというところも今後、取り組んでいくということでしたので、期待していきたいと思います。 それでは再質問します。ひきこもりや不登校といった支援が必要な児童・生徒のためのLINEについてです。ひきこもりや不登校といった支援が必要な児童・生徒に対して、LINEでのやり取りが有効的だと考えます。安否確認はもちろん、その子が悩みあるいは勇気を与えるメールなどを行うことも予想できます。LINEを活用した相談窓口の開設を求めますが、当局の考えを伺います。
○議長(幸地政和) 指導部長。
◎指導部長(盛小根完) お答えいたします。 LINEは、若い世代に限らず幅広い世代に普及しているコミュニケーションツールと理解しており、特定の相手と情報伝達、簡易な内容の送受信には有効な手段であると考えております。教育委員会で実施しているうるま市若者居場所運営支援事業では、LINEについて、送迎等の連絡、イベントの情報提供、近況の確認などの場面で活用しており、利用者とのコミュニケーションツールとして実際に活用しております。一方で個々の抱える悩みやその置かれた状況を把握するためのSNS等の活用に関しましては、不特定多数の市民が24時間投稿できるシステムとなることが想定されるため、それに対応する体制及び専門的な知識・技術が必要になると考えております。議員から御質問の件につきましては、非常に高度な分野になると考えておりまして、時代に応じた相談体制の構築に向けて研究していきたいと考えております。
○議長(幸地政和) 国吉亮議員。
◆16番(国吉亮議員) 大変厳しいということでした。実際にこの支援を行っている職員の方々からもそういった声も実はありました。LINE、要は活字でやり取りをしているときにやはり空気感も伝わらないし、その子の表情も見えないし、温度感も伝わらないということで、安易にこの活字で、文字のやりとりは難しいということも認識しました。一方でLINEの機能の一つとして、ビデオ通話というのがありまして、顔と顔を合わせて電話する機能もあります。そういった場合には空気感とかいったところも分かりますし、言葉での対応、そして雰囲気も伝わってくると思いますので、現状としてはやはりちょっと難しいというところもあるとは思うんですが、そういった機能も今後、検討しながら考えていただければなと思います。また、コロナの影響で、この支援を受けたいけれども、支援学習室も閉まるといった状況も今後、検討されます。そういったときにこのビデオ通話等々も活用しながらやっていければなと思います。以上でこの大きな項目は閉めます。 それでは最後の質問にまいります。電力の自由化についてです。この質問は、2月定例会からやってきました。まずこの話のスタートとしては、経済産業省が、国が進めている電力の自由化であります。国がこういった電力の自由化をやっていきましょうと提案して、それから各市町村、そして、各市民、そしてそういったところで企業で使われてほしいという大きな狙いがあります。そして、これまでも教育部長、指導部長、企画部長にはいろいろ質問、宿題も投げかけてきました。当初言ったのが、この気持ちは変わってはいないんですけれども、このやはり電力の自由化についてはやはり私は企画部がしっかりと企画部のほうでまとめてやってほしい案件だと今でも思っております。でも企画部の判断としては、各課に投げるということで一旦方向性は決まってはいるとは思いますが、やはり経済に与える影響、そしてこれから導入した場合の各市町村に与える影響、そしてこれまでの大手電力会社との付き合い等々もあります。そういった面で電気料金だけでこういったものを進めていくというところではなくて、総合的なところを鑑みて検討してほしいというところがあります。現在、導入に向けて進んでいるということですが、今私がちょっと問題提起した課題等々もしっかりと検討して加味して、もし導入する場合にはそういったのもしっかりクリアしてやっていただければなと思っております。 それでは質問いたします。まずは指導部長のほうから質問したいと思います。9月定例会からの進捗状況について伺います。
○議長(幸地政和) 指導部長。
◎指導部長(盛小根完) 電力の小売り全面自由化について、9月定例会からの進捗状況についてお答えいたします。 学校施設におきましては、県外先進地等の導入方法等を検討しながら各関係課と協議し、うるま市での導入方法について年度内では検討していきたいと考えております。
○議長(幸地政和) 国吉亮議員。
◆16番(国吉亮議員) 指導部長、ありがとうございます。 年度内ではしっかりとこの入札方法、入札の仕方を検討していくということでした。指名競争入札、入札に仮にもしなった場合には沖縄県の市町村自治体では恐らく初めての電気の入札になると思います。その辺を鑑みて今慎重にいろいろ検討しているかと思います。しかし、指導部長のほうで今しっかりとゼロのところからようやく約8割、9割を今進んでおりますが、その部分までしっかりと進めていただき、本当にありがたく思っております。ぜひとも経費の大幅削減が期待されます。今うるま市も財政が非常に逼迫している状況が見えます。そして、新型コロナウイルスの影響で今後、また、社会、経済、うるま市もどんどん予算等々、一般財源も厳しい状況が見込まれますので、ぜひとも導入に向けて進んでいってほしいと思っております。それでは総務部長に次はお伺いいたします。9月定例会からの進捗状況についてお伺いいたします。
○議長(幸地政和) 総務部長。
◎総務部長(宮城為治) それでは電力自由化の取組について、総務部関連についてお答えいたします。 総務部管財課では、石川庁舎への導入を想定し、9月定例会の後、先進事例の情報を収集を行い、導入方法の研究を行ってまいりました。10月からは先ほど指導部長の答弁があったように、関係課とともに予算執行上の確認、導入手順などの事務調整を進めているところでございます。なお、導入時期につきましては、石川庁舎の今後の閉鎖時期など考慮する必要がございますため、引き続き関係課、関係部署で検討をさせていただきたいと思っております。
○議長(幸地政和) 国吉亮議員。
◆16番(国吉亮議員) これまでは各学校ですね、小学校・中学校の導入を求めて話を進めてまいりました。今回、総務部のほうでは石川庁舎、そして石川保健相談センター等々を含め、この電力の切替えということを提案させてもらっております。そして、総務部長のほうでも前向きに進めて導入時期にはやる方向性というニュアンスで捉えるんだけれども、しっかりとまた検討していくと答弁でありました。そして、気になるのがやはり1点ですね。このうるま市産業基盤整備推進事業の対象区域に当たりますので、そこもまた鑑みてやっていかないといけない課題があると思います。仮に例えば来期電力の自由化で新電力会社と契約して、新電力を導入した場合、1年間電気を使わないと違約金とかというところも発生してきます。そこでうるま市産業基盤整備計画が進んでいった場合にそういった問題も出てきますので、そのうるま市産業基盤整備推進事業とも鑑みて、研究しながらそこも調整していってほしいと思います。来期は石川庁舎のほうがそのまま3月31日まで開くという予定を聞いていますので、ぜひこちらのほうも導入に向けて、そしてまた次年度以降は今言った産業基盤を見ながら契約をしていってほしいと思います。今回、この電力の自由化なんですけれども、1年ごとの契約となりますので、そこも再度説明して伝えます。 それでは最後ですね。教育部長のほうにお伺いいたします。教育部長のほうはうるま市民芸術劇場の件です。9月定例会からの進捗状況について伺います。
○議長(幸地政和) 教育部長。
◎教育部長(赤嶺勝) お答えいたします。 教育部関連の施設のうち、新電力導入可能な施設の整理と他市町村での導入事例の研究や効果の検証を行い、関係各課と連携を取りながら作業を進めているところでございます。
○議長(幸地政和) 国吉亮議員。
◆16番(国吉亮議員) はい、ありがとうございます。 引き続き前向きな答弁と捉えて、実際実施に向けてというところで進めていると思います。そして、何度も申し上げますが、やはりこの市民芸術劇場が指定管理に移行された場合のときの電気の取扱いです。そこも今検討していただければと思います。本日は5点、一般質問をしました。以上で私の一般質問を終わります。ありがとうございました。
○議長(幸地政和) 午前の日程をこの程度にとどめ、午後1時30分から会議を開きます。 暫時休憩します。 休 憩(11時53分) ~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 再 開(13時30分)
○議長(幸地政和) 再開します。 次の質問者、宮城一寿議員。
◆28番(宮城一寿議員) 皆さん、こんにちは。午後1番の会派希望の会の宮城でございます。議長の許可を得ましたので、今回3件に関して質問いたします。 1件目、道路行政について。2件目、島しょ地域振興について。3件目、行政全般について。これまでに質問してまいりました問題点について、再確認も含めて簡明な御答弁をお願いいたします。
○議長(幸地政和) 休憩します。 休 憩(13時31分) ~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 再 開(13時31分)
○議長(幸地政和) 再開します。 宮城一寿議員。
◆28番(宮城一寿議員) では1番目に、道路行政について。1番目の(1)字具志川32番地Yさん宅隣接道路工事について伺います。この問題は2016年(平成28年)6月定例会で同僚議員の質問で状況把握の調査の結果を受けて、今後の計画についての御答弁で説明があったかと思いますけれども、その内容について伺います。
○議長(幸地政和) 都市建設部長。
◎都市建設部長(目取真康史) お答えいたします。 御質問の箇所につきましては、平成28年6月定例会において、「設計や施工方法の検討を行い、次年度以降に工事を計画しております」と答弁をしております。その後、現状の調査を実施し、対策や工法について検討を行い、現地において施工可能な方法が決定したことから工事着手に向け地権者へ説明をいたしましたが、施工方法についての理解が得られず着手を断念したものであります。
○議長(幸地政和) 宮城一寿議員。
◆28番(宮城一寿議員) 再質問いたします。 次年度の2017年に工事の計画答弁をいただきましたが、工事が進んでおらず今年の9月25日にはYさん宅隣接道路に異常の兆しがあり、維持管理課の立会いの下で緊急対策をお願いをいたしました。しかし、その翌月10月2日石の崩落が発生し、緊急対応でその場をしのぎましたが、道路隣接のYさんは毎日が不安の日々を送っております。工事実施答弁をいただき4年を超えますが、年内工事対応について伺います。
○議長(幸地政和) 都市建設部長。
◎都市建設部長(目取真康史) お答えいたします。 地権者の了解が得られるのであれば次年度以降に工事を計画することは可能であると考えております。
○議長(幸地政和) 宮城一寿議員。
◆28番(宮城一寿議員) では再度、Yさんと工事に関しての話合いを持って工事を進めていただきたいのですが、行政の今後の対応について伺います。
○議長(幸地政和) 都市建設部長。
◎都市建設部長(目取真康史) お答えいたします。 今後、地権者の方へ再度、工法の説明を行い、了解をいただけるのであれば早めに工事着手ができるよう努めてまいりたいと考えております。また、工事箇所が狭隘の場所でありますので、当該地権者や隣接地域住民の御理解、御協力を得ながら対応していきたいと考えております。
○議長(幸地政和) 宮城一寿議員。
◆28番(宮城一寿議員) Yさんと話し合いをして、早めの対応をよろしくお願いいたします。 では次に移ります。(2)市道与那城13号線整備取組について伺います。令和元年6月定例会において、市道与那城13号線の延長28メートルが未施工となり、平成27年12月、28メートルの用地取得答弁をいただきましたが、平成28年から令和2年までの5年間いまだに市道与那城13号線の延長28メートルの整備が進まない原因と今後の対応について伺います。
○議長(幸地政和) 都市建設部長。
◎都市建設部長(目取真康史) お答えいたします。 市道与那城13号線は延長280メートル、幅員5メートルの道路でありますが、整備事業において一部地権者の同意が得られず、延長28メートルの未施工区間を残したまま事業が完了し、その後、地権者が変わったことから平成27年12月に改めて用地を取得したものの既に事業が完了していたことから、未整備のまま現在に至っております。令和元年6月定例会においても答弁をさせていただきましたが、今後の整備につきましては、うるま市単独費での対応となることからほかの道路事業やうるま市の財政状況なども勘案しながら、引き続き関係部署と事業化について調整を図る必要があるものと考えております。
○議長(幸地政和) 宮城一寿議員。
◆28番(宮城一寿議員) この件は土地購入も行われていることから、令和3年度に工事の実施をお願いをしたいんですけれども、当局の考えについて伺います。
○議長(幸地政和) 都市建設部長。
◎都市建設部長(目取真康史) お答えいたします。 繰り返しになりますが、引き続き関係部署と事業化について調整を図る必要がありますので、次年度以降に対応してまいりたいと考えております。
○議長(幸地政和) 宮城一寿議員。
◆28番(宮城一寿議員) うるま市の次年度というのは、先ほど同僚議員からもありましたけれども、5年後なのか、10年後なのか、次年度なのか。大体どのくらいになると地域の皆さんに説明しておけばよろしいか。次年度(令和3年度)でよろしいでしょうか。
○議長(幸地政和) 都市建設部長。
◎都市建設部長(目取真康史) お答えいたします。 次年度以降も取り組んでいくということでございますが、事業化については現在のところ未定でございます。何年後というお約束はこちらではできないということで、申しわけありませんが御理解をお願いいたします。
○議長(幸地政和) 宮城一寿議員。
◆28番(宮城一寿議員) 地域の人は28メートルは早めにということで、ずっとずっと待っているんですが、また令和3年度もちょっと約束はできないということですけれども、令和4年度は期待してよろしいでしょうか。その方向でお願いしたいんですけれども、よろしくお願いします。期待しておりますので、早めの対応をお願いします。 次に移ります。道路行政の(3)県道36号線バイパス渋滞解消の取組みについて伺います。質問①中城湾港から沖縄北インターチェンジ高速道路向け及び市民芸術劇場から具志川高校向け交通渋滞解消について伺います。この問題は平成31年2月及び令和元年6月定例会での一般質問に取り上げてまいりました。現状は、中城湾港新港地区内でのバイオマス発電所建設、総合物流会社の機能強化で交通量も増え、渋滞で近隣住民への日常生活に影響が出ております。令和元年6月定例会で本市の県道36号線バイパス渋滞解消に向け特別調査委員会を設置して対応をお願い提言いたしましたが、当局は道路管理者である沖縄県の中部地域渋滞対策ワーキンググループが対応する問題と答弁をいただきました。交通渋滞で日常生活に被害を受けるのはうるま市民です。本市で交通渋滞解消に向けた取組が必要です。いまだ交通渋滞解消が進まない現状打開について、本市の取組について伺います。
○議長(幸地政和)
都市建設部参事。
◎
都市建設部参事(浜田宗賢) お答えいたします。 県道36号線と県道具志川環状線が交差する喜屋武交差点の渋滞解消の取組につきましては、国や沖縄県、警察や関係市町村で構成する中部地域渋滞対策ワーキンググループにおける検討の結果、道路管理者である沖縄県により渋滞対策工事が実施され、左折車線の設置や右折車線の延長を行い、渋滞対策工事は完了しております。現在は客観的数値分析として速度データを用いたモニタリングを実施しており、整備効果の検証を行っているところでございます。
○議長(幸地政和) 宮城一寿議員。
◆28番(宮城一寿議員) 再質問いたします。 具志川高校向け交通渋滞解消については、本市産業基盤整備計画で仲嶺地区約20ヘクタール、臨海型産業振興ゾーンの住民説明会においても住民から市民芸術劇場から具志川高校向け交通渋滞解消が先決だという御意見も出ました。本市産業基盤整備計画における交通渋滞解消に向けた考え方について伺います。
○議長(幸地政和)
都市建設部参事。
◎
都市建設部参事(浜田宗賢) お答えいたします。 現在、経済部において産業基盤整備実施計画を策定しているところで計画策定においては仲嶺地区を産業用地として整備する際の発生集中交通量や現況の交通量を勘案した渋滞対策も含め、総合的に検討しているところでございます。
○議長(幸地政和) 宮城一寿議員。
◆28番(宮城一寿議員) 検討を早めて対応をよろしくお願いいたします。 では次に移ります。2番目の島しょ地域振興について。(1)島しょ地域でのうるま市プレミアム商品券・e街ギフト使用について伺います。島しょ地域でのプレミアム商品券及びe街ギフト電子プレミアム商品券について。プレミアム商品券使用は地域差があってはなりません。島しょ地域の皆さんが有効に活用できているかに関して質問いたします。①プレミアム商品券に関する本市の予算について伺います。②プレミアム商品券の目的について伺います。プレミアム商品券とe街ギフトに関して。③本市のプレミアム商品券換金率について伺います。④島しょ地域5島の商品券換金率について伺います。⑤島しょ地域における商品券・e街ギフト取扱店頭件数について伺います。津堅島、浜比嘉島、平安座島、宮城島、伊計島の取扱いについて伺います。
○議長(幸地政和) 経済部長。
◎経済部長(佐久川篤) お答えいたします。 1番目のプレミアム商品券に関する本市の予算は、
新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金を活用しており、予算額は3億円となっております。内訳は50%のプレミアム分2億5,650万円、業務分4,350万円となっております。 2番目のプレミアム商品券の目的は、
新型コロナウイルス感染症の影響により経済的に打撃を受けた市内事業者を活性化させるため、市内店舗等で消費活動を促し、使用可能な事業者を想定した50%のプレミアム分を付加して販売することにより、購買意欲を促し、市内事業者への来客、売上向上を図る事業となっております。 3番目の本市のプレミアム商品券換金率は、令和2年12月7日時点で販売されたプレミアム商品券の額が7億3,385万2,500円、換金額が3億2,596万3,500円、換金率が44.42%となっております。 4番目の島しょ地域5島の商品券換金率は、令和2年12月7日時点で販売されたプレミアム商品券の額が7億3,385万2,500円、換金額が17万5,000円、換金率0.024%となっております。 5点目の島しょ地域における商品券・e街ギフト取扱店頭件数についてですが、取扱店募集については商工会にて島しょ地域の事業者の店舗を直接訪問し、事業内容の説明及び取扱店となるよう働きかけを行って、取扱店舗数を増やしていったところでございます。プレミアム商品券の取扱店舗件数については、令和2年12月7日時点で405店舗となっており、そのうち島しょ地域が14店舗となっております。内訳といたしまして浜比嘉島4店舗、平安座島5店舗、宮城島3店舗、伊計島1店舗、与那城屋平1店舗。電子プレミアム商品券e街ギフトの取扱店舗件数については、12月7日時点で143店舗となっており、そのうち島しょ地域が11店舗となっております。内訳といたしまして、浜比嘉島1店舗、平安座島3店舗、宮城島3店舗、伊計島2店舗、与那城屋平が2店舗となっております。
○議長(幸地政和) 宮城一寿議員。
◆28番(宮城一寿議員) 再質問していきます。 島しょ地域5島の商品券換金率は本市全体のプレミアム商品券額7億3,385万2,500円に対し、換金額が17万5,000円で、換金率が0.024%ですが、島しょ地域5島での換金率、利用率が悪い原因は何だと思いますか、御答弁お願いします。
○議長(幸地政和) 経済部長。
◎経済部長(佐久川篤) お答えいたします。 今回のプレミアム商品券発行事業は、
新型コロナウイルス感染症の影響により経済的に打撃を受けた市内事業者を活性化させるため行っている事業となっていることから、うるま市全体の換金率を注視していく必要があると認識をしているところでございます。今回の換金率についてですが、本市全体の換金額に対し島しょ地域5島の換金額の率として算出していることから、島しょ地域5島の換金率が悪いという認識ではないと考えております。また、換金率については、令和2年12月7日時点の換金率であり、今後、伸びることが予想されます。
○議長(幸地政和) 宮城一寿議員。
◆28番(宮城一寿議員) 再質問します。 当局は島しょ地域5島での換金率は悪くないと答弁しておりますが、島しょ地域での取扱店を増やす働きかけで個人商店(マチヤグヮー)の取扱店舗は何店舗でしたか。また、個人商店で商品券を取り扱う条件があったか、なかったか伺います。
○議長(幸地政和) 経済部長。
◎経済部長(佐久川篤) お答えいたします。 島しょ地域の商品券の取扱いが可能な個人商店につきましては、3店舗となっております。また、商品券を取り扱う条件につきましては、個人商店に限らず取扱店登録申請書をうるま市商工会に提出していただくことで登録が可能となっております。費用については、商工会会員は無料、非会員につきましては、個人事業者3万円、法人事業者5万円となっております。今回のプレミアム商品券発行事業は、地域経済団体である商工会がうるま市補助金を活用して実施している事業であり、この事業に参画する場合は、商工会会員と同等の負担を非会員にお願いをしていると伺っております。
○議長(幸地政和) 宮城一寿議員。
◆28番(宮城一寿議員) 再質問いたします。 島しょ地域5島でのプレミアム商品券販売、換金は島民が手軽に換金でき、5島の個人商店(マチヤグヮー)で買い物が手軽にできる構築が必要です。例えば、プレミアム商品券販売を5島の自治会へ商工会が訪問し、5島の自治会でのマイク放送でPRを促すとか、5島の島民が気軽に買えるために商工会は出向いていく必要があったんではないかと思っております。個人商店(マチヤグヮー)の販売向上を図るための、今後の島しょ地域5島での商品券販売について伺います。
○議長(幸地政和) 経済部長。
◎経済部長(佐久川篤) お答えいたします。 今回のプレミアム商品券発行事業については、現在、プレミアム商品券の3次販売に向けて調整を進めているところであり、18歳以上の市民を対象とし、応募抽選方式で販売を予定しているところでございます。また、今回の事業につきましては、
新型コロナウイルス感染症の影響により経済的に打撃を受けた市内事業者を活性化させるため行っている事業となっていることから、島しょ地域の事業者に特化するような形で事業を行うことは厳しい状況となっております。
○議長(幸地政和) 宮城一寿議員。
◆28番(宮城一寿議員) 再質問します。 島しょ地域5島の島民は、商品券換金に行く交通手立てがないため、換金率が全体の0.024%で低いです。再度伺います。3次販売に向け島しょ地域5島への販売優先はできないか伺います。
○議長(幸地政和) 経済部長。
◎経済部長(佐久川篤) お答えいたします。 繰り返しになりますが、今回の事業については、
新型コロナウイルス感染症の影響により経済的に打撃を受けた市内事業者を活性化させるため行っている事業となっていることから、島しょ地域の事業者に特化するような形で事業を行うことは厳しい状況でございます。議員から御案内にあります3次販売については、現在、うるま市商工会と18歳以上の市民を対象とし、応募抽選方式での販売ということで調整を進めているところでございます。
○議長(幸地政和) 宮城一寿議員。
◆28番(宮城一寿議員) 再質問いたします。 先ほどプレミアム商品券の目的について答弁いただきました。島しょ地域と本島との活用及び使用に差があってはなりません。プレミアム商品券使用について、島しょ地域振興推進委員会を開催して島しょ地域振興につながる会合がなされたか伺います。
○議長(幸地政和) 企画部長。
◎企画部長(金城和明) お答えします。 島しょ地域振興推進委員会において、プレミアム商品券使用について話し合われた経緯はございません。
○議長(幸地政和) 宮城一寿議員。
◆28番(宮城一寿議員) 今回の問題にしても、島しょ地域は何か私は置き去りにしておるような気がいたします。島しょ地域の問題点及び提言等を受け入れる島しょ地域課・振興課の設置の考えはないか伺います。
○議長(幸地政和) 企画部長。
◎企画部長(金城和明) お答えいたします。 島しょ地域振興推進委員会は、地域活性化及び雇用の場の創出、定住促進及び移住者の受入れ、子育て環境の充実、生活環境基盤の充実、地域福祉・医療福祉の充実など、各分野を横断した総合的・戦略的な取組みを推進するための体制であり、次年度以降も引き続き島しょ地域振興推進委員会において各部署と連携を図りながら島しょ地域の振興を推進していきたいと考えており、現在のところ島しょ地域に特化した課の設置は考えておりません。
○議長(幸地政和) 宮城一寿議員。
◆28番(宮城一寿議員) プレミアム商品券は、本島の住民は利用しやすい環境だと思いますが、島しょ地域振興推進委員会は島しょ地域のことを考えて対応すべきと私は思います。本年度の島しょ地域振興推進委員会は1回の開催だと伺っております。うるま市の財産である島しょ地域を置き去りにしてはいけません。島しょ地域に特化した課は必要ではないか、再度お願いいたします。
○議長(幸地政和) 企画部長。
◎企画部長(金城和明) お答えします。 島しょ地域の振興を推進していくために各分野を横断した総合的かつ戦略的な取組みを行うことを目的として、島しょ地域振興推進委員会を設置しております。次年度以降も引き続き同委員会において島しょ地域の課題把握やその解決策等について関係部署と協議を行い、連携を図りながら島しょ地域の振興を推進してまいりたいと考えております。
○議長(幸地政和) 宮城一寿議員。
◆28番(宮城一寿議員) 島しょ地域振興推進委員会を今年は1回ということで回数を増やして島しょ地域のことを対応していただきたいと思います。 では次に移ります。e街ギフト商品券使用について伺います。①事業概要について。②販売方法について。③販売状況について伺います。
○議長(幸地政和) 経済部長。
◎経済部長(佐久川篤) お答えいたします。 1点目、事業概要は
新型コロナウイルス感染症対策として、現金を介さない会計時の接触機会を減少するキャッシュレス化、電子決済システムの推進を図るため、25%還元したうるま市電子プレミアム商品券を販売し、消費者の購買欲を促し、市内事業者の売上向上を図る事業となっております。 2点目の販売方法は、携帯電話でQRコードを読み取り、e街ギフトの専用ウェブサイトにアクセスし、必要情報を入力し、株式会社沖縄銀行が発行する電子プレミアム商品券e街ギフトを購入し、市内の登録加盟店において、利用いただけることになっております。 3点目、販売状況につきましては、12月7日時点での販売額は6,398万7,500円となっております。
○議長(幸地政和) 宮城一寿議員。
◆28番(宮城一寿議員) 質問します。 e街ギフト商品券の販売苦戦状況について伺います。
○議長(幸地政和) 経済部長。
◎経済部長(佐久川篤) お答えいたします。 e街ギフトは、10月1日から販売開始を行い、当初は加盟店舗の加入が少なく、販売額も伸び悩んでおりましたが、日を追うごとに加盟店が増え、現在は143店舗が登録をしております。販売額につきましても10月末の販売額は928万1,250円、11月末で5,082万5,000円、12月7日時点では6,398万7,500円となっており、日を追うごとに販売額が伸びている状況でございます。
○議長(幸地政和) 宮城一寿議員。
◆28番(宮城一寿議員) 再質問します。 e街ギフト商品券販売利用は若者が多いと私は見ておりますが、中高年層へのPRも必要だと思っております。その対応について当局の考え方について伺います。中高年層は携帯電話のQRコードの読み取り方を知らない、めんどくささもあると思いますが、その対応についても伺います。
○議長(幸地政和) 経済部長。
◎経済部長(佐久川篤) お答えいたします。 e街ギフトのPR活動として、12月8日から1月18日まで県内主要ラジオ3社を活用したラジオCMを1日15本放送しております。ラジオの視聴者は中高年層も多いと思われますので、今後、利用者が増えると想定をしております。キャッシュレス化の目的がございますので、利用に躊躇される方もいらっしゃると思いますが、周囲の方のアドバイスも受けながらキャッシュレスの便利さを感じていただく機会になると考えております。
○議長(幸地政和) 宮城一寿議員。
◆28番(宮城一寿議員) では次に移ります。 島しょ地域振興について。(2)津堅島について伺います。アギ浜港・ヤジリ浜整備取組みについて伺います。この件に関して、平成29年12月第119回定例会において一般質問し、4年が経過いたしました。アギ浜港・ヤジリ浜整備進捗状況について伺います。 初めに、アギ浜港施設について御答弁お願いいたします。
○議長(幸地政和)
都市建設部参事。
◎
都市建設部参事(浜田宗賢) お答えいたします。 アギ浜港施設につきましては、台風などの高潮により船揚げ場や埠頭、港湾内道路などが侵食されている状況となっています。令和元年度には、沖縄県港湾課に現場を視察してもらい、現状把握を行った上で、埠頭用地のコンクリート舗装や防波堤のかさ上げなど高潮対策が講じられるよう要望しておりますが、現時点まで整備には至っておりません。今後も現場状況の確認や利用状況の詳細把握、地域関係者等の意見を参考にしながら引き続き港湾整備に係る市町村ヒアリングにおいて、整備要請を行ってまいりたいと考えております。
○議長(幸地政和) 宮城一寿議員。
◆28番(宮城一寿議員) 再質問いたします。 津堅島の漁業従事者の方々が安心して使用できる早急な対応ができないか伺います。
○議長(幸地政和)
都市建設部参事。
◎
都市建設部参事(浜田宗賢) お答えいたします。 うるま市としましても、漁業従事者の方々が安心して使用できるために必要な施設整備であると認識をしております。先ほども答弁いたしましたが、令和元年度には現場視察を実施するなど沖縄県港湾課担当者に対して現状を把握していただいたところであり、次年度も地域関係者の意見を参考にしながら早期整備について、要請を行っていきたいと考えております。
○議長(幸地政和) 宮城一寿議員。
◆28番(宮城一寿議員) 次年度、令和3年度前向きな答弁ありがとうございます。 次に、ヤジリ浜整備取組について伺います。
○議長(幸地政和) 経済部長。
◎経済部長(佐久川篤) お答えいたします。 ヤジリ浜護岸北側先端の侵食被害につきましては、平成29年12月第119回定例会後に沖縄県中部農林土木事務所に速やかな対応を講ずるよう要請をしております。その後、速やかに復旧がなされており、現地を確認しております。また、今月8日に現地確認を行いましたところ、付近の状況は岩肌が露出した当時の状況と比較して、一部の岩肌は見られますが、自然植生による被覆状態が見られ、特段の問題はないと考えているところでございます。
○議長(幸地政和) 宮城一寿議員。
◆28番(宮城一寿議員) この場所、明日私確認してまいりたいと思っております。再質問いたします。 島民、観光客が利用しているヤジリ浜ビーチの出入口です。今後の整備の状況対応について伺います。
○議長(幸地政和) 経済部長。
◎経済部長(佐久川篤) お答えいたします。 現地を再確認の上、関係機関に照会し、対応を図ってまいりたいと考えております。
○議長(幸地政和) 宮城一寿議員。
◆28番(宮城一寿議員) 対応のほうをよろしくお願いします。 次に移ります。津堅島向けフェリー乗り場案内について伺います。今年の6月第139回定例会において、津堅島向けフェリー乗り場案内版設置について前向きな答弁をいただきましたが、その後の対応について伺います。
○議長(幸地政和) 経済部長。
◎経済部長(佐久川篤) お答えいたします。 津堅島向けフェリー乗り場につきましては、公共交通の案内標識となることからこれまで道路標識の管理窓口となります沖縄県中部土木事務所と設置に向け、要請等を行ってきておりますが、沖縄県負担による設置は大変厳しいものがあるとの回答を得ております。うるま市といたしましても本案内標識の設置は必要と判断しておりますことから、設置場所、設置本数、標識の形状等を検討し、次年度への予算化に向け準備を行っているところでございます。
○議長(幸地政和) 宮城一寿議員。
◆28番(宮城一寿議員) 前向きな答弁ありがとうございます。津堅島の標識、よろしくお願いいたします。 では次に移ります。(3)の浜比嘉島について伺います。比嘉区から兼久向け生活道路拡幅工事の取組について伺います。
○議長(幸地政和)
都市建設部参事。
◎
都市建設部参事(浜田宗賢) お答えいたします。 比嘉区から兼久向け市道勝連7-2号線・7-7号線の道路整備につきましては、令和元年12月定例会において、議員からの一般質問の答弁でも触れておりますが、比嘉自治会とのヒアリングの結果を基に全体計画を再検討する必要があることから概略設計を行っております。現在、国庫補助等の財源確保による事業化について、庁内関係部局、関係機関との調整を行っており、早期の事業実施に向けて取り組んでいるところでございます。
○議長(幸地政和) 宮城一寿議員。
◆28番(宮城一寿議員) 早期事業の実現に向けて取り組んでいるということの答弁ですけれども、いつ頃になるか伺います。
○議長(幸地政和)
都市建設部参事。
◎
都市建設部参事(浜田宗賢) お答えいたします。 現在、令和4年度の事業化を目指し、国庫補助等の財源確保について、庁内関係部局、関係機関との調整を行っているところでございます。
○議長(幸地政和) 宮城一寿議員。
◆28番(宮城一寿議員) 前回の答弁では、令和3年度の事業化を目指しているということで、私は認識しておりましたけれども、今回の答弁では令和4年度の事業化ということで、これ以上、変更のないように一つよろしくお願いいたします。 次に、浜中学校跡地活用について伺います。
○議長(幸地政和) 企画部長。
◎企画部長(金城和明) お答えいたします。 本事業の目的は、島しょ地域の文化に深く触れてもらうために滞在時間を延ばす取組として未利用になっております旧浜中学校校舎2階・3階をコワーキングスペース、レンタルオフィス、シェアオフィス及び利用者向けの宿泊機能を備え、地域の交流拠点として位置付けることで、関係人口創出を目指すことを目的としております。
○議長(幸地政和) 宮城一寿議員。
◆28番(宮城一寿議員) 再質問いたします。 浜比嘉島地域交流拠点施設整備期間と予算及び運用開始の日時について伺います。
○議長(幸地政和) 企画部長。
◎企画部長(金城和明) お答えいたします。 旧浜中学校跡地活用事業の予算につきましては、工事請負費が1億6,075万2,000円、工事管理委託料が1,144万円、備品購入費が2,780万8,000円、総事業費が2億円となっております。改修工事期間ですが、令和3年3月から令和4年2月までの11か月の工期を予定しております。運用開始の時期でございますが、令和4年4月を予定としております。
○議長(幸地政和) 宮城一寿議員。
◆28番(宮城一寿議員) 再質問いたします。 浜比嘉島地域交流拠点施設運用開始に向け、浜・比嘉自治会及び区民の雇用対応について伺います。